片山のルーツの旅 沖縄編 ~母方の祖父の33回忌~

祖父の33回忌、沖縄へ

自分のルーツを探るために、僕の母方の祖母のお墓がある諫早に行って数か月。

何かの巡り合わせで、たまたま今回の話。

僕の母方の祖父の33回忌(実は34年だったらしい(笑))があると母親から連絡があり、即決で沖縄に行くことにした。

 

知らなかった僕のルーツ

母と二人で飛行機に乗って旅をするのは何年ぶりだろうか・・・(笑)

祖父の歴史は複雑で、なかなか聞けなかったので、こんなチャンスはもうないだろうと思い、あれやこれや母や親族に祖父の話を聞くと、祖父に関する、いろんな苗字・地名が出てきて、ずっと気になっていた相関図・家系図・歴史が、ようやく分かってきた。

また、沖縄に祖父のお墓があるから今回沖縄で33回忌と思っていたら、諸事情で神戸にお墓があったなんて・・・!まったく知らなかった。

 

聞けるとき、行けるとき、伝えられるときに

祖父は、戦時中「人」ではなかった、らしい。

どんな理由であれ、なんとか生き延びていてくれたからこそ、戦後に母が生まれて僕がいるわけで。

戦後75年、その当時20代の方が100歳前後、その子供たちが、これから後期高齢者になる時代。

昔の養子縁組だったり、戦前戦後の激動だったり、どのお家の家系図も大半は複雑で、シンプルだという方は少ないらしい。

誰しもいろんな歴史の中で生まれてきている。ってことは、今のうちに親から歴史を聞いておかないと・・・とは言っても別に関係ない、興味ないって言われたらそれまでなんだけど、自分が今なぜここにいるのかを知るって楽しいのにな・・・って思う。

僕にとってのルーツ「自分史」は、今のところ 諫早・五島・沖縄・神戸 はたまた別の場所なのかも!

沖縄にいる間、母が何度か「もう沖縄に来るのも最後だろうな・・・」って呟いていて、まるで写真を撮るように、いろんな景色を目に焼き付けていた。

やっぱり行ける時に行かないと!伝えられるときに伝えないと!

それぞれに忙しいかもしれないけど、今度はみんなで神戸に行こうと決めた。

仲が悪いわけではないけど、今まであんまり関わってこなかったいとこ達と、これから次世代に繋いでいきたい。

僕の姉以外は、まだ誰も結婚してないけど(笑)。

 

 

片山 順一

片山 順一

太宰府市国分出身、1984年生まれ。両親、姉の4人家族。大学を機に上京。両親は福岡県内の別の場所に在住、姉も結婚し東京に住んでいるため、数年前まで実家は空き家だったところUターン。空き家問題を学ぶ中、長男としての自覚が芽生え始めた模様。

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